週刊ボーカロイドチェック！#11
こんばんは、てむらです。
今回は3/2～3/8より6曲紹介します。
また、紹介しきれなかった分を↓にてまとめてます、よければこちらもご覧ください。
ボカチェまとめ2017/3/2～3/8 - Togetterまとめ
過去の紹介曲のマイリストはこちら↓
(以下敬称略)
1曲目：lunga／鯰畝
3/5投稿、UTAUトロニカ
病室の無機質な寂寥を感じさせるオケと感情豊かなフレーズのコントラストが美しい一曲。歌詞にはいろいろと仕掛けやら言葉遊びやらがあって凄く面白いです。
2曲目：ケープカナベラル／蜻蛉
3/5投稿、VocaR&B
寒い、とても寒い冬に星空を見上げたときに感じる、宇宙の冷冷たる美しさ。
オケの冷たさと比べ、機械であるはずのボーカルがどこか温かみを帯びているのは、やはり元は人の声だからでしょうか。
3/8投稿、ミクノポップ
カラフルなパレットに薄めた黒をぶちまけこねくり回したように、強い気持ちで大切な感情の色色を塗りつぶそうとしているようで、ただただ切ないです。
自己嫌悪と恋心に溢れた、壮麗なエレクトロニカ
4曲目：Ambient;1／kei
3/6投稿、UTAUビエント
一音一音がひたすらに快楽中枢を刺激してくるアンビエント、音に浸かって心地良くなりたい人にオススメのインスト曲です。
3/4投稿、VOCAROCK
明るめ元気なポップソング。softさん(多分)が歌うにしては珍しいタイプの曲ですが、遜色ない力強さで歌い上げています。調声もですがハモリ方とか、メロディーラインとかもドツボで、最ッッ高に好きです、ありがとうございました。
6曲目：君と流れ星と／カド丸
3/4投稿、ボカロディスコ
懐かしい感じのメロディで、まっすぐ爽やかなダンスミュージック！
真摯で瑞々しいメッセージに心をくすぐられながら、ノリノリで楽しくなれるのが良いです。
今回は以上となります、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
ではまた次回！
(ご指摘やご意見のある方はてむらのツイッターまでご連絡ください。)
週刊ボーカロイドチェック！#10
こんばんは、そしてお待たせしました、てむらです。
ボカチェもついに第十回！いつもありがとうございます。
今回は2/23～3/1より9曲と少し多めに紹介します。
また、紹介しきれなかった分を↓にてまとめてます、よければこちらもご覧ください。
ボカチェまとめ2017/2/23～3/1 - Togetterまとめ
過去の紹介曲のマイリストはこちら↓
(以下敬称略)
1曲目：透明が染まる前に／一一〇〇
2/24投稿、VOCAROCK
疾走感のある爽やかなロックナンバー。全てのメロがキャッチーなのですが、普段私が言ってるそれの5倍はキャッチーで、2回も聴けば口ずさんでしまえるくらいのわかりやすさと中毒性があります。
同時投稿のセルフカバーでは澄んだ凛々しい声が曲にぴったりで素敵です、ぜひ一聴ください！
2/26投稿、VOCAROCK
ドラマティックでセンセーショナルなオケと優しく撫でるようなミクさんの声は冷たくて妖しい美しさがあります。どうしてここで紹介されているのか不思議でなりません…。
「ババアソニック2016」↓参加曲↓
ババアソニック2016／葬式コンピレーション by 荒木若干 ニコニコインディーズ/動画 - ニコニコ動画
3曲目：ピエロと少女の変奏曲
2/26投稿、民族調曲
作編曲：colltさん、作詞・作曲：居眠りピエロさん、調声：りこりすさん
ミクさんと本格的オーケストラで送る変奏曲、注目されないのが不思議になるクオリティ。序盤はブラスセクションを中心にしたにぎやかさ、終盤からはストリングスとパーカッションによる荘厳さを見せて、最後にソロから楽器を重ねていき盛り上がって〆。最高ですね
4曲目：春のせい／だんぼ
2/27投稿、VOCAROCK
ちょっぴり歪んだギター、のびやかで優しいミクさんの声。穏やかな春の風を感じさせるもほんの少しの切なさも香るギター・ポップです。ゆったりとした、和やかな気分になりたいときにオススメです！
5曲目：春ノ音／月哉
2/27投稿、和風曲
冬のゆったり和バラード。2人のデュエットがとっっっても美しくて、ついつい聴き惚れてしまいます。高音質版が待ち遠しいですね、youtube版だと少しマシでしょうか。
6曲目：游ぐ舟／さるみあき
2/26投稿、ミクトロニカ
妖しくも美しく、ゆらめき流れる音の波。思わず言葉を失ってしまうほどの妖艶さが凄く良いです…。
投コメから楽曲解説のブロマガに飛べるので時間のある方はぜひご覧ください、解説に興味のない方でも記事内の動画はとてもオススメです。
7曲目：高級娼婦／Tachibuana
2/25投稿、MIKUHOP
「部屋」というジャンルの提唱、エコーを強くかけることで声がよく反響する部屋での録音を再現。というボーカロイド歌唱にレコーディングの概念を取り入れた作品。
重ったるいビートにのせて淡々かつ滾々と飛び出すフロウはおどろおどろしく冷酷なようでかなりドープ、そしてダーティーな感覚のあるワードを繰り返し使うのが印象的で面白いです。
8曲目：breathed／ゴジラの吐息
2/24投稿、ボカロゲイザー
轟く爆音、殷々と、轟然と。声もまともに通らず、歪みに歪んだギターだけが響く。
それ以外なにもいらないとばかりに呻る音に浸るのが、これ以上ないほどに快感なのです。体験したい方はぜひに。
2/28投稿
同作者さんの前作「Goodnight!」のリミックス版と思われる作品
序盤は冷たさを残しつつ柔らかい音作り、ピアノの一音一音がチルい快感を与えてくれます。からの、緊張。淡々としたボーカルが入り、霊妙な音の「穏やかな奔流」が展開されます。とても神秘的で心惹かれずにはいられませんでした。
今回は以上となります、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
ではまた次回！
(ご指摘やご意見のある方はてむらのツイッターまでご連絡ください。)
